泣く泣くサーバをリプレースしたお話(DeskMini 110が良いよというお話)

投稿日: 2017年10月25日 | 投稿者: 愛莉

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※写真はWindows Server 2016になってますが、実際に使ったのは2012 R2です。
※この記事にはASRock DeskMini 110の圧倒的布教成分が含まれます。お財布の準備をお願いします。

愛莉です。
ここ最近はNintendo Switchが欲しいな~とか、ルクスさんからPS4を買いなさいとかそそのかされたりしていましたが、前々から考えてたサーバのリプレースを行うことにしました。というか、なりました。

超くだらない経緯

実は今動かしているサーバマシン自体は(世代と性能はともかく)まだ生きているのですが、「退屈だし鯖のリプレース計画でも練ってみますか~~~」ってやってたら間違えてeBayでNVMeのSSD、しかも元々検討してた東芝 XG3よりも廉価なXG4をポチってしまい、キャンセルリクエストを通してもらえず後に引けなくなった感じです…悲しい……

そんな踏んだり蹴ったりな上に、正直なところ私が走らせているサーバ用途にNVMeクラスの性能は必要ないのですが、NVMeのSSDってPCI Express接続なので一般的には外付けには出来ないんですよね…
そんなこんなで後にも引けず、とはいえ普通のTLCなSATA SSDを買うのと極端には変わらない値段だったのが幸いということで、素直に組み込むことにしました。何なら後々他のマシンに流用してもいいですしね。

構成

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新しいサーバの構成はこんな感じです。
自分用のマシンをIntelで組むのは地味に初めてだったりします。
APU至上主義でごめんなさい。

種目 型番・スペック 価格
ベアボーン ASRock DeskMini 110 ¥15,770
CPU Intel Pentium G4560
3.5GHz 2cores/4threads 54W
¥6,739
メモリ CFD Panram DDR4-2133
S.O.DIMM 8GB x1
D4N2133PS-8G
¥6,754
SSD(システム用) TOSHIBA XG4 NVMe SSD 256GB THNSN5256GPUK ¥13,075
HDD(データ用) SATA HDD2基 適当に流用 ¥0
¥42,338

DeskMini 110にKaby LakeなPentiumとNVMeなSSDを載せて、Windows Server 2012 R2を走らせます(Windows Server 2016を使う予定だったのですが、RWAでのメディアストリーミング機能が使えないという致命的な機能削除があり、2012 R2を継続使用することとしました)。
購入店舗はバラつきましたが、ポイント込みの実質価格を考えると概ね4万円くらいに収まりました。
CPUは正直i3と悩みましたが、コスパが圧倒的に良さげなPentium G4560にしました。
最近のCPUは安くても超速い…!!!
上記の他にはNVMe用のヒートシンク(親和産業 SS-M2S-HS01)HDDの裏に使う絶縁テープ(DeskMiniでよく報告されているHDDショート問題への対策)、ホコリ取り用のフィルターとセールになってたプリパラのジュエルを購入しました。

ちなみに元々使っていたサーバマシンはApple Mac mini server Late 2009です。
Core2 Duo P8700にメモリ4GB、システムドライブが5400rpmの2.5inch-HDDと、まぁ当時のモバイル系といった感じのスペックです。
この上でWindows Server 2012 R2を走らせてるので、サーバとして常時動かす軽いタスクはともかくとして、管理時の結構な重たさが否めず、そこそこストレスにもなっていました。
Microsoft Updateの再起動に一体何時間かかるんだ…

そんなわけで、4万円で8年前のハードからイマドキスペックのマシンにリプレース出来たと考えたら良かったんだと自分に言い聞かせることにします。さらばSwitch……

DeskMini 110が素晴らしいというお話

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今回ベアボーンとして選択したDeskMini 110ですが、想像してたよりもかな~~~~~り小さかったです。
文庫本の長辺の長さを正方形にしたイメージです。
こんな小さいフットプリントでデスクトップCPUを積んだり、NVMe SSD+SATAストレージ2基を積めたりとやりたい放題出来るのは、グラフィックス性能が不要な人間からするとちょっと最高すぎる感じしますね。
NUCの方がサイズ自体は小さいのですが、どうしてもCPU性能に対しての価格が気になるので…

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積み込める内容としては

  • Intel LGA1151 CPU(Kaby Lake対応、TDP 65Wまで)
  • 高さ52mmまでのCPUクーラー(リテールクーラー同等サイズまで)
  • DDR4 2400(PC4-19200) S.O.DIMM(ノートPC向けメモリ)
  • NVMe SSD M.2 Type 2280(PCI Express Gen.3 x4対応、M.2 SATAは不可)
  • 2.5inch SATA SSD / HDD 2基
  • M.2 Type 2230 ワイヤレスカード(Wi-Fi・Bluetooth)
  • USB 2.0 x2 内部ピンヘッダ(外部ポート化用のケース穴もあり)

と、グラフィックスを含む拡張カード類を除けば、デスクトップPCとして十分活用できる構成で組むことが出来ます。しかも組み込み作業も超楽ちん。
これだけのことがお弁当箱サイズで出来るなんて、なんと素晴らしい時代だ…

ただ、これだけの構成を動かすために、若干残念な点もあります。
それがACアダプタです。
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はいドーーーーーーーン!!!!!!
110WのACアダプタです、死ぬほど大きい。
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本体の上に乗せてみましたが、長辺は同じくらいのサイズがあります。
まぁACアダプタなんて棚の裏に隠しておけばいいのですが、もう少し小さくなるといいなぁと思いつつ、この小さい筐体でデスクトップPC構成を積め込むためと考えると妥当なのかもしれません。

組み込み

と、DeskMini 110の素晴らしさを全世界にお伝えしたところで、筐体に中身を組み込んでいきます。
まずはケースからマザーボードを引き出すのですが、

ここが最大の難関(ぇ

ケース背面(ポート側)の4つのねじをプラスドライバーで開けるのですが、これが死ぬほど固くて、ドライバーがねじをナメるナメる…
下手すると開かないまま終わるか!?と思ったレベルでしたが、何とか開けることが出来ました。
組み込み終わってねじを締める際は緩めに締めるか、手回しが出来るタイプのねじに交換した方が良さそうです…

さてさて、最大の難関をくぐり抜けたらあとはパーツを組み込んでいきましょう。
Intel Pentium G4560をメリメリっと(伝わる人には伝わる)装着します。
実際メリメリっと音がなって不安になりますが、問題なく動きます。
メリメリっといきましょう。
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CPUを装着し終わったら、CPUクーラーを装着します。
私はとりあえずリテールクーラーで様子を見る方向で行くので、パチパチっと四隅のツメをはめ込んでいきます。
ねじ留め式のCPUクーラーを使う場合は、マザーボード四隅のねじを取って、下のストレージマウンタとマザーボードを分けておきます。
ピンヘッダの位置もしっかりと確認して、ケーブルの取り回しを考えた上で装着しましょう。

次にメモリです。
ノート用メモリを2枚まで、最大32GB搭載出来るようです。
私はDDR4-2133な8GBのメモリを1枚のみ刺すことにしました。
購入時に自然に4GB x2を選択しそうになってたのですが、デュアルチャネルで体感できる差なんてほとんど無いのと、後々のアップグレードのしやすさ、あとは8GBのメモリモジュールの方が安かったのもあって、1枚にまとめた方がいいかという結論に。
この辺りは個々人のノウハウとか宗教とか色々あると思うので、思い思いにどうぞ。
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私は使っていないメモリスロットのツメにCPUファンのケーブルを固定しました。
これでケーブルがブレてファンと干渉してカリカリうるさいなんて事もなくなるはず。

次にM.2スロットにNVMe SSDを取り付けます。
前記事で紹介したマザーボードのM.2スロットはPCIe 2.0までの対応でしたが、こちらはちゃんとPCIe 3.0まで対応しています。
NVMeはスロットに対して平行に挿入するのが基本のようで、ノートのメモリスロットのように斜め上から差し込むのはあまりよろしくないようです。
気を付けて挿入し、付属の専用ネジで固定しましょう。
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ちなみにSSD用のM.2スロットの下段にもWi-Fiモジュール用のM.2スロットがあります。
それらのカードを使用される方はSSD装着前にそちらを装着しておきましょう。
私は今回無線カードを使わない用途だったのでスキップしました。
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さて、ここまで来たら折り返し地点、SATAストレージの設置作業に入ります。
マザーボード四隅の銀色のネジを外し、マザーボードとストレージマウンタを分離させます。
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こんな具合にストレージを固定して、付属のSATAケーブルを装着します。
次にマウンタとマザーボードを再度固定してから

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マウンタの楕円穴部分にマザーボードの専用コネクタが来ているはずなので、ここに接続します。
上から押してあげるだけで接続OK、これでパーツの組み込みは完了です。
最大の難関であるケースを開ける作業の後は超簡単ですね!!!
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あとはケース側から出てるコネクタをマザボのピンに接続して、ケースのレールに乗せて格納すれば…
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はい完成!!!
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こんな具合にあっさりと終わっちゃいます。
あとは縦置き・横置きに合わせてゴム足シールと、お好みに合わせてCPUエンブレムを貼りつければ完璧ですね!

UEFIの設定とOSのインストールはここでは割愛しますが、ファン設定についてだけ一点。
DeskMini 110+Pentium G4560+リテールクーラー(+夏場)の組み合わせでは、UEFIのファン設定を最小固定で高負荷を掛けても68℃より高い温度には上がりませんでした。
搭載するCPUにもよりますが、標準状態でのファン音はそこそこ大きい印象を受けたので、私のケースも参考にしつつ適宜設定してみてください。

まとめと感想

これだけ小さい筐体にデスクトップCPUをお手軽に組み込めるDeskMini 110、おすすめです。
デスクトップCPUとNVMe SSD、そしてSATAストレージ2基という余裕の性能と容量が、超コンパクトサイズで叶います。
そして何よりお安い。記事投稿日時点で価格.com最安値が14000円を割ってます。

グラフィックスボードを組み込めないのでがっつり3Dゲームな方には向きませんが、WebブラウズやOfficeアプリケーションはもちろん、デスクトップCPUのパワーを生かして画像編集やカジュアルゲーム等の用途にも是非おすすめしたいです。
もちろん私の用途と同じような個人レベルのサーバ用途でも十二分に使い物になるかと思います。ストレージもM.2 NVMe1基+SATA2基と、最近のストレージ事情を考えれば十分な容量を確保できるのではないでしょうか。足りない分は速いタイプのUSBでどうぞ。

こんな具合でたらたらと紹介してきましたが、リプレースした結果としては大々満足です。
管理時のストレスも圧倒的に減った上、数人いるサーバ利用者からも体感できるレベルでレスポンスが良くなったと言って頂けたので、NVMeの恩恵も受けつつ、最近のCPUはほんとに色々な面で優秀なんだなぁと思いました…
価格の安さも含めて、正直デスクトップマシンとしてもう1台組みたいくらいです。

というわけで、サーバのリプレースは(ここに書いていない鯖再構築関連の紆余曲折はありましたが)無事成功して、今日も安定稼働しております。めでたしめでたし~~~!!!

 

あとこの記事をだらだら2ヶ月半に渡って書いている内にSwitch購入欲は完全に消え失せました。やったね!

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